電話代行の転送機能と番号貸出
電話代行で重要になってくるのは、転送機能です。
顧客や取引先から会社へかかってきた電話を電話代行会社に転送するようにすれば、社内に人員が足りない場合でも電話を受けることができます。
電話転送機能を使う場合には、NTTのボイスワープというサービスへの申込が必要になります。
NTTの固定電話を持っていれば申し込めますが、回線の種類によっては工事が必要なこともあるのでNTTへ確認しましょう。
では固定電話がなければ電話代行を利用できないのかといえば、そうではありません。
固定電話が無い場合は電話番号自体を借りる電話代行サービスを利用すればいいのです。
例えば携帯電話番号しか持っていない人がネットショップをオープンさせたいというときにも、よく電話代行サービスに申し込みます。
ネットショップのホームページに自分の携帯電話番号を載せる訳にはいかないですよね・
電話回線の開設も電話代行業者がやってくれて、かかってきた注文の電話もすべてやってもらうことができます。
利用者はメールなどで注文があった旨を確認し、発送作業をしていけばOKです。
以前は転送機能による電話代行サービスが主流だったのですが、固定電話の契約数が減った現在は後者の利用が増えてきています。
また、SOHOなどで少しでも取引先への信頼度をアップするため、都心の電話番号を使いたいというケースもあります。
そんな時でも、電話代行サービスの番号貸出が便利です。
電話代行は決して代わりに電話を受けるだけでは無いので、自分の状況に合わせた活用をしましょう。